合作(笑)「夕鶴」

by サーノ&カラ

発端は、この一言でした。

カラ>機織りに行くってヨメに行くんですか。

サーノ>はっ!! そ、そうか! 機織りにってことは…

また悪い病気が出たサーノ、ついミニ劇場inメールを展開。

 ある吹雪の晩(…おいおい、東京で吹雪かい)扉をホトホトと叩く音がする。
与ひょう…じゃなかった、京一が戸を開けると、そこには白い肌の美しい男(笑)が立っていた。
『…アタシを、お嫁さんにして下さい』
「ひ…ひーちゃん…(ゴクリ)お、お、お前がいいんなら俺は全然構わねェけど…ほ、本当にいいんだな!?」
『ええ…でも、機を織っているところだけは覗かないで…』
「覗かねェよそんなもん! つーかハタなんか要らねェ!」(ガバッと飛びつく)
(きゃーっ!?!? きょーいちっ!?)

サーノ>続きは「陰」だな…(笑)

つい「陰」に行きたがるサーノ。お前、苦手だって話はドコに行ったんだ?
しかし、普通ここで終わるはずの話を更に妙な所に持ってって下さったのだ、この人は(笑)。

カラ>布織ってるバアイじゃないっスね!!
「美しい」と評判になるのは売り物じゃなくて織り手の方で。
それこそ
「こんなアバラ屋が貴男に似合うとはおもえませんね」
とか
「ああ、こんなに手が荒れて。僕ならこんな目にあわせやしない」
とか
「そんな甲斐性なし捨てて俺の所に来い。楽させてやるぜ」
とか
「鶴と亀……沿い遂げる運命だ」
とか
「嫁に〜来ないか〜〜♪」
とか
そりゃもう引く手あまたで
隙を見せたら拉致されちまうッてんで与ひょう働きにいけず
余計ビンボーになるんですね。
んで雪の中なんとか織った布背負って出掛けた龍麻が帰りがけ
寒そうな筋肉地蔵(3体)に笠をかぶせて……
ってそれは。

地蔵!!(笑)
なんつーオニのよーな展開をされるんだ、カラさん!(笑)
あまりに笑えたので、やっぱり続きを作ってしまう。

 (…あ。一つ足りないや。どうしよう…こっちの、何故かお腹の辺りを手で抑えてる地蔵さん(笑)には、オレの学ランでも羽織らせてやるか。
…これでよし。パンパンっと。それじゃお地蔵さん、さよーなら。)

 その夜、ものすごい地響きがして、驚いた与ひょうと緋ゆ…つうが外に出てみると、つうに手を出そうとしていた連中が、皆石になっている。
「こ…これは…?」
(あ! あれはお地蔵さんたち!)
そこには、最後の一人に不動禁仁宮陣をかける三体の地蔵の姿が!

「あ…有り難てえ! これで日中も心おきなく出掛けられるぜ!」
(よく判らないけど、これで与ひょうが働けるみたい。ありがと〜お地蔵さん〜)

 つうの(心の中の)感謝を受けて、朝日を背に去っていく地蔵たち。
ハッピーエンドで良かったね、緋勇。

 …と言いたいところだけど
「よっしゃあ! 邪魔者はいなくなったぜ、ひーちゃ…つう! 今日はお祝いに一日中楽しむぜー!!」
(ッきゃあああああああっ〜〜〜〜! た、助けてお地蔵さ〜〜〜ん!)

サーノ>とゆーわけでやっぱり陰行きかな、これも(爆)。

どうしても「陰」に行きたいサーノ…本格的に馬鹿である。

それにしても、このザッピング、堂々と見せちゃって良かったんだろうか? 「陰」らしく隠した方が良かったか?(笑)
……ま、こんくらいなら許容範囲だよネ、みんな。(←麻痺してきてるなあ、オレ様。)