「まだ聞いてなかったが、お前は何のために≪宝探し屋≫なんてやってんだ?
・金のため
・名誉のため
・スリルのため
・どれでもない
の四択だが、どれだ?」
「な、何故、急にクイズ形式なのですか? 皆守サン」
「気にするな。仕様だ。」
「し、仕様!? はァ……それでは、4番の『どれでもない』を、選択致します」
「どれでもないのか? 金でも名誉でも以下略。じゃ、一体何のためだ?」
「以下略って、そんな……」
「いいから答えろよ。何で≪宝探し屋≫になった? 誰かの影響か? 目標があるのか? 何を探してる? これからもずっと続けるのか?」
「み……皆守サン……???」
晃さん 画vv
「ねェ、八千穂ちゃん。彼、どうしちゃったワケ? 何で4話目にしてもうあんなに九龍にご執心なの?」
「あ、双樹サン? さあ、あたしには何なのかサッパリ。」
「ア〜ラアラ、ダメじゃないの皆守甲太郎ったら、嫉妬魔人に変身するタイミング前倒ししちゃって。ウフフッ、アタシも早めにダーリンにアタックしちゃおうカ・シ・ラ♪」
「聞こえたぞ朱堂ッ! てめェの出番は夜になってからだッ! ここは邪魔するなッ!!
「み、み、皆守サ〜ン! 嬉しいのですけど、なんか怖いです〜ッ!!」
流石に3周目ともなると、この先の展開も大体解っているので、やる気ナッシング男も「だりィ〜」とか言ってられないのであった。
2005/12/20(火) Release.
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